応用情報技術者試験に合格した話


私の点数…低すぎ…
というわけでギリギリですが、合格しました。
今回は試験についてとやってきたことを真面目に書いておこうかなと思います。
こういうの書く人って両方80点とか高得点取ってる人が多いので恥ずかしい


今回の試験について

令和になって最初の試験ですが、全体を通して難しいという印象でした。
というのも例年よりも新しいIT用語や最先端技術の問題が多く、過去問ばかりやっていると出てこない用語が見受けられた気がします。
特に午後ではプログラミングで「ニューラルネットワーク」が出たことが一番印象的でした。
問題を解く際に「時代は変わったのか~」とか思いながら解いたことを思い出します。
今後は最新技術を取り入れないと、高得点を狙うのは厳しくなるのではないかと思います。(お前が言うな)

もちろんですが、全ての問題が難しいというわけでもなく、午前は半分以上が過去問と、
今までより既出問題が多いという結果だったそうです。1
なので過去問をしっかり解いていれば、午前は合格している人の方が多いかなと思います。
午後については、先程話したプログラミングがニューラルネットワークと聞いて少々戸惑いますが、
問題文をしっかり読めば、解けるようになっていたり、
データベースも基本を押さえていれば、
そこまで難しくないと思いました。

試験終了後、「たぶん不合格かなー」って思いながら試験会場を出たので、落ち込んでいました。それぐらい今回の試験は難しいと思っており、今回合格できたのも点数配分がたまたま自分の良い方向に向かっていっただけかなと思っていますので、しっかり身に着けられるように、今後も勉学に取り組もうと思いました。


今までやってきたこと(午前・午後共通)

今回の試験に向けてやってきたことで、午前・午後共通することは大きく2つ。 - 参考書を読む - 過去問をとにかくやり続ける

1つ目の「参考書を読む」というのは、おそらく試験を受ける人は全員やっていることだと思います。最初はわからなくても1周はした方がいいです。どんなに理解して読んでなくても1周したということが自信に繋がるとも思いますし、一発で理解できる人間は応用情報なんて合格できると思うので。僕は全ての内容を理解できている・できていないに関わらず、ノートに書いてました。
1周したらもう読まなくていいのか、というわけではないです。分からない用語が出てきたら、都度参考書を使って調べるといいと思います。ネットで検索するというのも1つの手だと思いますが、なるべく参考書で調べると良いと思います。
理由はその用語に関連するワードを一緒に見ることになるから。調べたい用語の書いてあるページ周辺はその用語に関連した内容があるので、調べたついでにそのページ周辺の内容も見ておくと頭に入りやすいです。 人は1つことをバラバラに覚えるより関連性のあるものと一緒に覚えた方が忘れないので、個人的には良い方法だと思い、試験前日までやってました。
ネットの場合、用語を調べて終わりってことが多いのでオススメしませんが、参考書に載っていない最新技術などは調べた方がいいと思います。勉強の休憩中にITニュースを見るだけでも、だいぶ違うと思います。

2つめの「過去問をとにかくやり続ける」というのは、どうしても勉強というものを億劫と感じやらなくなると、試験ギリギリまで何もしないというケースに陥ります。
こうならないためにも、午前問題だけでもいいので過去問を毎日やり続けることで、習慣づけるということが大事だと思います。
僕は高校の時、塾講師に「勉強は歯磨きと同じ、毎日やらないと気持ち悪い、違和感を感じるくらいにやれ」と教わりました。僕は試験当日まで毎日午前問題80問、2週間に1回午後問題を解くというのを続けてきました。正直少ないと思いますが、習慣図けるには丁度良いと思いますし、実際のところは「時間あるから追加でもう80問」とかやっていました。
とにかく続けることに意味があると思います。


今までやってきたこと(午前)

午前の対策は「過去問を解く、解説読む」を繰り返していました。
よく利用してたサイトが以下の応用情報技術者試験ドットコム様の過去問道場です。

応用情報技術者過去問道場

こちらのサイトで、暇な時にずっとやってました。特に電車の中でスマホ1つでできる点が良いことと、解説が非常に分かりやすい点がいいと思います。
基本的にはこれだけを利用し、分からないことはメモを取って後でまとめて調べるだけでいいと思います。


今までやってきたこと(午後)

応用情報の合格で一番欠かせない午後の対策ですが、僕は「応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ) 」という本(以下Amazonのページ)を使って勉強しました。

2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)

この本は各分野の説明を今までの過去問を用いて幅広く対応できる問題集となっています。解説が丁寧なので、解説を熟読するだけでも非常に効果的だと思います。
ただし、各分野問題が過去問5回分しかないので、物足りないと思ったら、IPAのサイトや応用情報技術者試験ドットコム様に今までの過去問と解答があるので、そちらを使って問題を解くということをするといいと思います。
また午後は大問で分野が分かれており、11問中必須1問選択4問となっておりますので、どこを解くかは決めておいた方がいいと思います。他のサイトを見ると「解く問題は保険も兼ねて5~6問に決める」とありますが、僕は保険の1~2問に賭けるより4問に集中して勉強した方が効率的と思って、必須も合わせた5分野しか勉強していませんでした。
選択した問題は1番最初の画像にある通りで、開発系ばかり選択していましたが、これらが簡単というわけではなく、これが1番自分に合っていただけです。
まず11分野解いてみて、どれが自分に合っているか探すのがいいと思います。


終わりに

今回の試験の結果については、合格したことについては非常に嬉しく、やっと知識も付いてきたのかなと思いますが、やっぱりギリギリ合格ラインっていうのは、ラッキーなだけかな?とも思っています。また試験に合格したからといって、業務に活かすことができなければ、何の意味もないので、これからも応用情報の知識をベースにもっと勉強しようと思います。
また共に勉強をして下さった友人の方々、ご迷惑をお掛けした方々、本当にありがとうございました。


  1. 応用情報技術者試験ドットコム様 統計情報より